中小企業診断士試験の様子を説明します。1次試験その1
試験申し込みまで
必要種類の入手
私の場合は、中小企業診断士 第1次試験の申込・案内は受講している通信講座から送られてきました。
ですが、個人で勉強している方等は、自分で試験案内を入手する必要があります。入手方法は①郵送による請求、②窓口での配布 の2つがあります。
・郵送による請求
封筒に「中小企業診断士第1次試験案内請求」と明記するとともに返信先(郵便番号、住所、氏名)を明記した返信用封筒(角形2号封筒(大きさ:240mm×332mm)、140円切手を貼付)を同封のうえ、受験する地区の試験係あてまたは当協会試験係あてに郵送にて請求します。
・窓口での配布
受験が行われる8地区および中小企業診断士協会(東京都中央区銀座1-14-11 銀松ビル5F)で配布しています。
受験申込書の提出
書類を入手したら、受験申込書を準備します。
試験案内の中ほどに綴じ込まれている専用の払込用紙が受験申込書です。必要事項をご記入のうえ、
受験手数料とともに受付期間内にゆうちょ銀行または郵便局に提出してください(ゆうちょ銀行または郵便局以外の金融機関からは手続きはできません)。
ゆうちょ銀行または郵便局の ATM(現金自動預払機)での受験申し込み手続きも可能ですが、必ず最初にご送金を選択し「払込書でのご送金」(払込用紙を機械に挿入する方法)から手続きしてください。なお、操作が終了しても受験申込書が手元に残っている場合は、操作方法に誤りがあります。払込用紙を機械に挿入していない場合や受験手数料の送金のみを行った場合は、受験申込受付はできませんので、ご注意ください。
例年5月末で案内配布・申込受付が終了しますので、試験を受ける方は申込を忘れぬようご注意ください。
受験票・写真表の受け取り
申し込みが完了すると7月初旬に受験票・写真表が郵送されてきます。
受験票には試験会場が記載されています(指定された会場以外では受験できません)。
写真表の所定欄に立て4.5cm×横3.5cmのパスポート申請用写真サイズの写真を貼ったうえで、試験当日、「受験票・写真票」を持参します。
試験当日
中小企業診断士1次試験は2日間に分けて行われます。2019年のスケジュールはこんな感じ。
見てわかる通り一日中びっしり、なかなかハードなテストです。

私は最初の1次試験は「経営法務」「経営情報システム」「中小企業経営・政策」の3科目しか勉強していなかったため、テストもこの3科目しか受けませんでした。そのため、1日目は試験会場にも行かず、自宅にて最後の試験勉強をし、2日目のみ試験会場に行きテストを受けました。
試験はマークシートによる多肢選択式です。
2科目目から3科目目にかけて、1時間の休みがあるので、そこでお昼を食べます。
試験会場で食事も可でしたので、持参したお弁当にて英気を養い、午後のテストに臨みました。
合格発表まで
試験が終わると、正式な合格発表(科目合格も含む)まで待ちます。
第1次試験合格者には、合格証書と第2次試験申込書類が簡易書留郵便にて送付されます(9月上旬予定)。
また、第1次試験合格者の受験番号は、各地区の合格発表掲示場所および中小企業診断士協会において合格発表日の午前10時に掲示される(掲示期間は1週間)とともに、その受験番号を中小企業診断士協会のWebサイトにおいて合格発表日の午前中に掲載されます。
科目合格者(本年度に受験した科目の科目合格者)には、科目合格通知書を簡易書留郵便にて送付(9
月上旬発送予定)され、また、その受験番号が中小企業診断士協会のWebサイトにおいて合格発表日の午前中に掲載されます。
各問題の正解と配点は、中小企業診断士協会のWebサイトにおいて、試験翌日に公表されます。
なお、大手予備校各社では試験終了後、当日中に解答速報をHPにて掲載しますので、試験当日の問題用紙に回答をマークしておけば、すぐに自分の点数を概ね把握できます。
7科目すべてを受けている方は、試験のできを踏まえて、2次試験に向けての勉強を開始するのでしょうが、私の場合はもともと2年計画での1次試験ですので、受験終了後、すぐに1次試験残り4科目の勉強を開始しました。
特に財務会計は初学者にはなかなかとっつきにくいところがあったので、基礎から時間をかけて行いました。具体的には、申し込んだ通信講座に、初学者用の入門テキスト・問題集がついていたのでまずはこれからスタートです。
合格発表
試験直後の大手予備校回答速報や中小企業診断士協会の回答にて、ある程度手ごたえを感じていました。が、結果が出るまでの1か月はソワソワしっぱなしでした。
幸いにも受験した3科目「経営法務」「経営情報システム」「中小企業経営・政策」はすべて科目合格していました。
3か月間でバタバタと試験勉強を進め、当初はやることの多さにどうなるかと思いましたが、通信講座に従って、講義・問題集・過去問と進めれば、試験に対応できることを実感しました。
翌年の1次試験と2次試験も通信講座に則って勉強を進めました。
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